専門職の連携が鍵になる

チーム医療という言葉は、21世紀における医療のあり方としてもはや常識と言える考え方が元になっています。従来は医療の全責任を医師が負い、看護師、理学療法士や言語療法士、薬剤師、介護士などはトップダウンでその指示に従い患者のケアにあたっていました。基本的には、看護師や薬剤師などの業務も医師の指示の元で行われることが多く、どうしても医師主体の治療法でした。

しかし、チーム医療の考え方は患者を中心に1人の医師だけではなく、場合によっては複数の専門医、様々な医療スタッフ、コメディカルらが一丸となって、それぞれの情報共有と各分野のプロフェッショナルの職能発揮などが期待される治療法です。考え方が浸透しだしたのが比較的歴史が浅く、まだまだ従来の医師が中心となった治療法から脱却が図りきれていない部分も多いのですが、将来的にはそれぞれの職能が対等に患者の治療にあたる事が期待されています。

この連携は、一医療機関の中で完結するものとは限りません。例えば医薬分業の考え方では、大きい病院でも小規模の診療所でも、院外に処方せんを発行し、患者が調剤薬局を選びそこに処方せんを持ち込んで薬の交付を受けることが出来ます。処方の内容に疑義が残る段階では調剤は出来ませんが、医師の指示なしで行えるジェネリック品の変更やメーカーの変更など、服薬などの状況も調剤後に薬局から医師に服薬情報等提供書を用いて医師に情報伝達を図ることができます。

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